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ペルソナ4感想 マッチョな鳴神くん

 P4G全クリしました。面白かった。ペルソナシリーズをやるのは実は初めてだったけど、主人公のペルソナって女神転生と同じ悪魔たちなのね。
 戦闘も女神転生とほぼ一緒、弱点を攻撃してればまず勝てる。個人的にはシミュレーション要素があるからデビサバが一番好きかもしれない。
 キャラで言ったら花村が好きです。っていうか花千枝のカプ萌えですね。

 僕自身は凄いこのゲーム好きなんだけど、合わない人には合わないだろうな、って思った。今日はあえてその合わない人目線の感想を書いてみようと思う。


 まず、このゲーム、すごいマッチョ。マッチョ過ぎて吐きそう。精神分析の暴力とか、そういうものに満ち満ちている。まあタイトルが「ペルソナ」だし、ユング心理学が元になってるらしいのでそれも当然だけど。

 このゲームのメインキャラクターたちは、皆心に傷を持っている。それがシャドウとして形になり、本人を襲う。それを打ち破り、受け入れることでシャドウと戦うための力であるペルソナを手に入れる、というのが基本的なストーリー。
 まず「心の傷が具現化して襲い掛かってくる」というのが凄い。過去のたった一つの出来事がその人の人格を決定しているし、それは乗り越えるべきものとして描かれる。人の心ってもっといろんなものが複雑に絡み合ってるし、過去のトラウマもあるときには個性として顕れたりするもんなんじゃないのかなあ。

 それを「お前らは病気だから治療してやる」とばかりに打倒していく主人公。特に完二のエピソードがやばかった。「お前がホモなのは女を怖がっているだけだ、正気に戻れ」と。そして実際シャドウを倒した完二はヘテロになっていく。そこに「社会に認められるため男になりたい」という願望を持っていた直人を宛がうという完璧さ。直人のシャドウが男根の象徴たるスーパーロボットだったことからして確信犯めいたものを感じる。

 このゲームの主人公は6股モテモテとよく言われるけど、ただのハーレムものより圧倒的にたちが悪いのはそれがそういう「治療」の結果として作られていくことだと思う。社会に馴染めない病気の女の子を治療してあげることで好かれる、って90年代のストーリーだよ!

 ラスボスからも90年代臭を感じる。「人の深層にある、絶望を望む無意識の集合(集合的無意識)」って……。正直、「またアトラスお得意のアレか……」って感じた。初めて見たときは目新しかったけど。

 ラスボス戦を経て思ったのは、「女神転生が世界の在り方考でペルソナは自分探しの物語なんだなあ」ってことだった。共にセカイ系の根幹を成す二つの軸である。セカイ系とは「自分とはなにか、世界とはなにか」を考える青年哲学から派生したと思っているから。それらを二つの作品に分けたのが女神転生とペルソナシリーズなのかな、と思った。良くも悪くもその初期コンセプトからブレていないから、こんな90年代臭漂うゲームが出来たのでは。

 今はアニメの再放送見てます。


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