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ガンダム00感想~現実の世界からガンダムの世界へ~

 先日、お正月特番でガンダム00一挙放送をやってたので見てみた。この記事にはその感想を書こうと思う。予め断っておくと、ガンダムはファースト三部作と新約Zを見ただけなので、あんまり詳しくはない。でも00が面白かったから遡って見てみたいなーとは思ってます。

ガンダム00の一番の特徴は、やっぱり一期と二期の構成の違いだと思う。ネットなどで評判を見てみても、「00は一期まで」という意見が多かった。でも僕は、多少の問題をはらみながらも、やっぱり二期は必要だったと思う。
 そもそも、ガンダム00の一期とはどういう役割を持っていたか。僕は、現在我々の暮らす「普通の世界」が「ガンダム的な世界」に移行していく過程のように感じた。例を挙げると、ソレスタル・ビーイングが持ち込むまでこの世界にはGN粒子(=ミノフスキー粒子)が存在しない。となるとモビルスーツの有用性も低くなるはずだが、その辺は既存の兵器(イナクト、フラッグは戦闘機、ティエレンは戦車)の発展系として描くことで設定の辻褄を併せている。また、イノベーター(=ニュータイプ)もラストまで出てこないし、テレパシーを使えるのも超兵(=強化人間)であるアレルヤとソーマだけである。なにより、この世界では地球が一つにまとまっておらず、(三つにまで統一されてはいるが)国同士が紛争を続けている。
 つまり、ガンダム00とは、一期で我々の住むこの世界がガンダム的な世界になるまでを、二期でガンダム的な世界を、そして劇場版でガンダムの先の世界を描いたのではないだろうか?

 もちろん、二期には批判されて然るべき点はいくつかある。まず、「ガンダム的な」世界を描くはず(前述のことが正しければ、だが)だったのに、アロウズという悪と正義のソレスタル・ビーイングという単純な善悪構造になってしまっていることだ。一期では、それぞれの陣営がそれぞれの正義をぶつけあっていて、それが物語に深みを出していた。もちろん、連邦とジオンの争いが東西冷戦を下敷きにしていて、今の時代にそれが合わないというのもわかるのだが。
 また、二期になると恋愛要素が増えてきて、登場人物の戦う理由が非常に矮小化されたものになってしまっている。一期はティエリアが「君はガンダムマイスターに相応しくない」などと言い出す度にイライラしていたものだが、二期では「相応しくないって言ってくれー!」と懇願したくなった。


しかし一期から二期への変化で特筆すべきことは、サジの扱いの変化であろう。一期では一般市民であったサジは、二期では争いに巻き込まれ、ソレスタル・ビーイングのメンバーとして戦うことになる。2ちゃんなどで「二期のサジは存在する意味がわからん」などと言われているのも目にした。しかし僕はこのサジこそ二期の主人公であると思う。※一応補足しておくと、二期でサジがソレスタル・ビーイング入りしたことで場面が艦内ばかりになり、市井の人の目線がなくなったことは善悪二極化に拍車をかけている、とは僕も思う。

とりあえずここまで。

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